- 小学生の習い事の最新人気ランキングと費用相場
- 子どもの個性に合った習い事の選び方
- 習い事を始める前に知っておきたいメリット・デメリット
- 習い事を続けるコツと辞めどきの判断方法
「うちの子にはどんな習い事が向いているんだろう?」「みんなはいくつくらい習い事をしているの?」そんな悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。小学生の習い事は、子どもの将来の可能性を広げる大切な機会です。しかし、選択肢が多すぎて何から始めればいいか分からない、費用面での不安もある、といった声もよく聞かれます。
この記事では、最新の小学生の習い事事情から、子どもの個性を活かした習い事選びのポイント、実際に始める前に知っておきたい注意点まで、子育て中のママの視点でわかりやすく解説します。お子さんにぴったりの習い事を見つけるヒントが見つかるはずです。
2025年版|小学生に人気の習い事ランキングと最新事情

2025年の小学生の習い事事情は、従来の「水泳・そろばん・習字」という定番から大きく変化しています。最新の調査データを見ながら、今の小学生に人気の習い事ランキングをご紹介します。
全体ランキングと男女別の特徴
学研教育総合研究所の2024年調査によると、小学生の習い事ランキングは以下のようになっています(学研総合研究所 小学生白書「小学生の日常生活・学習に関する調査」)。
小学生の習い事ランキング
- 水泳(24.6%)
- 塾(16.9%)
- 英会話教室(14.3%)
- 音楽教室(11.8%)
- 通信教育(9.0%)

水泳は男女問わず不動の1位を維持していますが、注目すべきは塾と英会話教室の上位進出です。これは小学校での英語必修化や、中学受験の低年齢化が影響していると考えられます。
男女別で見ると、男子では水泳に続いてサッカーが人気で、小学生習い事スポーツランキングでも上位を占めています。一方、女子では音楽教室(主にピアノ)が水泳と並んで人気が高く、ダンスも急上昇しています。
習い事費用の現実と家計への影響
気になる小学生習い事費用ですが、ベネッセの調査によると月平均16,676円となっており、2021年から約2,200円増加しています(ベネッセ教育情報【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介)。この背景には、習い事の多様化と質の向上、そして物価上昇の影響があります。
興味深いのは、小学生で習い事をしてない子どもの割合が約23%にとどまっていることです。つまり、約77%の小学生が何らかの習い事をしており、早い段階からの教育への投資意欲の高さがうかがえます。
新しいトレンドと注目の習い事
従来の習い事に加えて、2025年は以下のような新しい分野が注目されています。
プログラミング教室の人気が急上昇しており、2025年度から大学入学共通テストに「情報I」が導入されることも追い風となっています。小学生のうちから習い事でプログラミングに親しむと、論理的に考える力が育ちやすいとも言われ、保護者の期待も高まっています。
ダンスも大きく順位を上げており、表現力や協調性を育む習い事として人気です。K-POPブームやSNSでのダンス動画の影響もあり、特に女子の間で人気が高まっています。
習い事の選択肢が多様化する中で、大切なのは「みんながやっているから」ではなく、お子さんの興味や将来の目標に合わせて選ぶことです。費用面での負担も考慮しながら、家庭に合った選択をしていきましょう。
習い事選びの前に知っておきたい基本知識

小学生の習い事を始める前に、まずは基本的な知識を整理しておきましょう。適切な時期や数、そして実際に直面する課題について理解しておくことで、より良い選択ができるはずです。
習い事を始める適切な時期
小学生の習い事を始める時期については、学年によって考え方が変わります。低学年(1〜2年生)では、まずは学校生活に慣れることを優先し、習い事は1〜2つ程度に抑えるのが一般的です。
中学年(3〜4年生)になると、子どもの興味や適性がより明確になってくるため、新しい分野にチャレンジする良い時期といえます。高学年(5〜6年生)では、中学受験を考える家庭では学習塾がメインとなり、スポーツや芸術系の習い事を整理する傾向があります。
小学生の習い事、いくつが適切?
「小学生の習い事はいくつくらいが良いの?」という質問をよく受けますが、一般的には週2〜3個が目安とされています。文系(ピアノ、英語など)と体育系(水泳、サッカーなど)をバランスよく組み合わせる家庭が多いようです。
ただし、子どもの体力や性格、家庭の事情によって適切な数は変わります。無理をして多くの習い事をさせるよりも、子どもが楽しんで続けられる範囲で選ぶことが大切です。
送迎問題と現実的な課題
習い事選びで意外に重要なのが送迎の問題です。特に共働き家庭では、平日の15時〜18時の「魔の時間帯」をどう乗り切るかが大きな課題となります。
水泳教室の多くは送迎バスサービスを提供しており、これが人気の理由の一つでもあります。一方、個人教室や少人数制の習い事では、親の送迎が必要になることが多く、家庭のスケジュール調整が重要になります。
兄弟がいる場合は、同じ曜日・時間帯に習い事を集約したり、同じ施設内で異なる習い事をさせたりする工夫も必要です。
習い事選びでは、教育内容だけでなく「続けられる環境」も重要な要素です。送迎の負担や費用面での無理がないか、家族全体のライフスタイルに合っているかを事前にしっかり検討しましょう。
子どもの個性を見極める|タイプ別習い事診断

お子さんにぴったりの習い事を見つけるには、まず子どもの個性や特性を理解することが大切です。ここでは、5つのタイプに分けて、それぞれに適した小学生習い事おすすめをご紹介します。
簡単診断チェック
以下の質問で、お子さんに最も当てはまるものを選んでみてください。
Q1. 普段の様子で最も当てはまるのは?
- 音楽に合わせて歌ったり踊ったりするのが好き
- 本を読んだり、字を書いたりするのが好き
- とにかく体を動かすのが大好き
- 絵を描いたり、工作をしたりするのが好き
- 「なんで?」「どうして?」とよく質問する
Q2. 友達といるときは?
- みんなの前で発表したり、目立つのが好き
- 一緒に勉強したり、教えてあげるのが得意
- 外遊びやスポーツで盛り上がるのが好き
- アイデアを出して一緒に何かを作るのが楽しい
- 疑問に思ったことを調べて話し合うのが好き
タイプ別おすすめ習い事
人前で表現することが好きなお子さんには、ピアノやダンス、演劇などがおすすめです。発表会やコンクールなどの目標があることで、より一層やる気を引き出せます。
集中力があり、コツコツ努力できるお子さんには、書道や英語、そろばんなどが向いています。資格取得や検定合格という明確な目標設定ができる習い事が特におすすめです。
体を動かすことが大好きなお子さんには、スポーツ系が最適です。水泳、サッカー、体操、武道など、体力向上と同時に協調性やチームワークも学べます。
発想力が豊かで、ものづくりが好きなお子さんには、アート教室やプログラミング、手芸などがおすすめです。自分のアイデアを形にする喜びを味わえます。
好奇心旺盛で、物事を深く知りたがるお子さんには、科学実験教室や読書クラブ、自然観察などが向いています。「なぜ?」という疑問を大切にしながら学べる環境が理想的です。
複数のタイプに当てはまる場合
多くの子どもは複数のタイプの特徴を持っています。その場合は、最も強く出ている特性を軸にしながら、他の要素も活かせる習い事を選ぶと良いでしょう。
例えば、運動タイプと表現タイプの両方の特徴がある子には、ダンスや新体操、フィギュアスケートなどが適しています。学習タイプと探究タイプの子には、ロボット教室やプログラミング教室が向いているかもしれません。
子どもの個性は成長とともに変化することもあります。最初に選んだ習い事が合わなくても、それは失敗ではありません。お子さんの変化を見守りながら、柔軟に習い事を見直していくことも大切です。
ジャンル別おすすめ習い事ガイド

ここからは、人気の習い事を4つのジャンルに分けて、それぞれの特徴や費用、始める際のポイントを詳しくご紹介します。
スポーツ系習い事
全身運動で体力向上に効果的な水泳は、小学生の習い事ランキングで常に上位を占めています。月謝は6,000〜10,000円程度で、多くのスクールで送迎バスサービスがあるのも魅力です。
進級テストがあることで目標が明確で、子どものモチベーション維持にも効果的です。ただし、塩素による肌荒れや髪の傷みを気にする保護者もいるため、体験レッスンで子どもの反応を確認することが大切です。
チームワークや協調性を学べるサッカーは、特に男子に人気の習い事です。地域のスポーツ少年団なら月1,000〜3,000円程度と比較的安価ですが、親の当番制度がある場合も多く、事前に確認が必要です。
民間のサッカースクールなら月8,000〜15,000円程度で、親の負担は少なくなりますが、費用は高くなります。
学習系習い事
小学校での英語必修化を受けて、英語の需要が高まっています。ネイティブ講師のレッスンで「英語耳」を育てることができ、英検などの資格取得も目指せます。
月謝は8,000〜15,000円程度で、オンライン英会話なら月3,000〜6,000円程度とより手軽に始められます。
小学4年生頃から需要が高まる学習塾は、学校の授業の補完や中学受験対策として利用されます。集団指導なら月10,000〜20,000円、個別指導なら月15,000〜30,000円程度が相場です。
芸術・表現系習い事
音感やリズム感を育て、集中力向上にも効果的なピアノは、特に女子に人気です。個人レッスンなら月8,000〜15,000円程度で、楽器の購入やレンタル費用も考慮する必要があります。
表現力や協調性を育むダンスは、近年急激に人気が上昇しています。ヒップホップ、ジャズダンス、バレエなど様々なジャンルがあり、月謝は6,000〜12,000円程度です。
技術・創作系習い事
論理的思考力を育むプログラミングは、2025年度の大学入試改革を見据えて注目されています。月謝は12,000〜20,000円程度と高めですが、将来のIT社会に向けた投資として考える保護者が増えています。
創造力や表現力を育むアート教室は、絵画、陶芸、工作など様々な分野があります。月謝は6,000〜12,000円程度で、材料費が別途必要な場合もあります。
習い事選びでは、月謝だけでなく入会金、教材費、発表会費用なども含めた総額を確認することが重要です。また、体験レッスンを活用して、お子さんとの相性や教室の雰囲気をしっかり確認してから決めましょう。
習い事を成功させるための実践的なコツ

習い事を始めたら、次は長続きさせることが大切です。子どものモチベーションを維持し、成長を支えるための具体的な方法をご紹介します。
子どものモチベーション維持のコツ
習い事を続けるためには、子どもが「楽しい」「やりがいがある」と感じることが最も重要です。そのために親ができることは、小さな成長や努力を認めて褒めることです。
「今日は最後まで集中してできたね」「前よりも上手になったね」など、結果だけでなくプロセスを評価することで、子どもの自己肯定感を育てることができます。
また、発表会や試合などの目標に向けて、一緒に準備を楽しむことも大切です。衣装を選んだり、応援グッズを作ったりすることで、親子の絆も深まります。
スランプ時の対応方法
習い事を続けていると、必ずスランプの時期がやってきます。「なかなか上達しない」「やる気が出ない」といった時期は、焦らずに子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。
一時的に習い事の頻度を減らしたり、他の楽しい活動を取り入れたりして、プレッシャーを和らげることも効果的です。また、先生と相談して、新しい目標設定や練習方法の変更を検討することも有効です。
成果を客観的に評価する方法
習い事の成果は、他の子どもと比較するのではなく、お子さん自身の成長を基準に評価することが大切です。定期的に動画を撮影したり、作品を保存したりして、成長の記録を残すことをおすすめします。
また、検定や資格取得、発表会への参加など、客観的な指標も活用しながら、子どもの頑張りを可視化することで、継続への意欲を高めることができます。
親のサポートの適切な範囲
習い事での親のサポートは、子どもの自主性を尊重しながら行うことが重要です。過度に口出しをしたり、完璧を求めすぎたりすると、子どもにとってストレスになってしまいます。
送迎や道具の準備など、環境を整えることに集中し、技術的な指導は先生に任せるという姿勢が大切です。家庭では、子どもの話を聞いたり、一緒に練習を楽しんだりする程度に留めましょう。
習い事の成功は、技術の習得だけでなく、継続する力や困難を乗り越える経験を積むことにもあります。親は結果を急がず、子どもの成長を長期的な視点で見守ることが大切です。
習い事で困ったときの対処法

習い事を続けていると、様々な悩みや問題が生じることがあります。よくある困りごとと、その対処法について具体的にご紹介します。
「行きたくない」と言われたときの対応
子どもが「習い事に行きたくない」と言い出すことは珍しくありません。まずは、その理由をしっかりと聞くことから始めましょう。
友達関係のトラブル、先生との相性、技術的な壁にぶつかっている、他にやりたいことがあるなど、理由は様々です。理由によって対処法も変わるため、子どもの気持ちを否定せずに話を聞くことが大切です。
一時的な気分の落ち込みなら、少し休憩を取ったり、目標を見直したりすることで解決することもあります。しかし、根本的な問題がある場合は、教室を変更したり、習い事自体を見直したりすることも必要です。
思うように上達しないときの対策
「他の子と比べて上達が遅い」「なかなか次のレベルに進めない」といった悩みもよく聞かれます。子どもの習い事で辞める理由の上位に「やる気がなくなった」が挙がっているのも、この問題と関連しています。
このような場合は、まず子ども一人ひとりの成長ペースが違うことを理解し、他の子と比較しないことが重要です。小さな成長でも見逃さずに褒め、子どもの自信を育てることに重点を置きましょう。
また、先生と相談して、個別の指導方法や目標設定を見直すことも効果的です。
親の負担が重すぎる場合の解決策
スポーツ少年団などでは、親の当番制度や送迎負担が重く、それが原因で習い事を辞めるケースもあります。このような場合は、他の保護者と相談して負担を分散したり、当番制度のない民間教室への移行を検討したりすることも一つの解決策です。
費用面での負担が重い場合は、習い事の数を見直したり、より安価な選択肢を探したりすることも必要です。オンラインレッスンや地域の公的な教室なども活用できます。
習い事を辞める適切なタイミング
習い事を辞めることは、必ずしも悪いことではありません。子どもの興味が変わったり、他にやりたいことが見つかったりすることは自然なことです。
ただし、一時的な気分で辞めてしまわないよう、少なくとも3ヶ月程度は様子を見ることをおすすめします。また、発表会や試合などの大きなイベント前後は避け、区切りの良いタイミングで決断することが大切です。
辞める際は、先生や教室に感謝の気持ちを伝え、円満に終了できるよう配慮しましょう。
習い事での困りごとは、一人で抱え込まずに先生や他の保護者と相談することが大切です。多くの場合、同じような悩みを持つ家庭があり、経験談やアドバイスが参考になります。子どもの気持ちを最優先に、柔軟に対応していきましょう。
まとめ|子どもに合う習い事を選ぶために
小学生の習い事選びは、子どもの個性と家庭の事情を総合的に考慮することが大切です。最新ランキングでは、水泳、塾、英会話教室が上位を占めていますが、人気ランキングや周りの意見に惑わされず、お子さんの興味や適性を第一に考えて選択しましょう。
習い事は始めることがゴールではなく、継続して成長していくことに意味があります。親としては、子どもの頑張りを認め、適切なサポートを続けることが重要です。スランプや困りごとが生じたときは、一人で抱え込まず、先生や他の保護者と相談しながら解決策を見つけていきましょう。
小学生の習い事費用が決して安くない中で、本当に価値のある投資となるよう、お子さんの可能性を信じて、親子で楽しみながら習い事に取り組んでいけば、きっと素晴らしい成長を見ることができるはずです。


